IHにまつわる議論 − IHは危険な電磁波発生装置か
■IH調理器の事故急増、注意を呼びかけ(読売新聞 - 09月19日) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070919it07.htm
最近安全がうたい文句の電磁調理器、IHヒーターで煙やぼやの事故が急増しているらしい。
原因はIH専用ではない鍋を使ったからとか言っているらしいけど、調理というのは大昔から火を使い、様々な調理器具をあわせて行うものなのに、「電磁調理専用のものじゃないとできない。危険だ。」なんてまったくおかしな話ではないでしょうか。
そもそもIH調理器って、他の家電と桁違いのものすごい電磁波がでるからヤバいと思います。なにしろ電磁の力で金属を加熱するっていうんだから、惜しみなく電磁波を発生してくれます。
しかもこれ、電子レンジのようにシールドもないし、下手したら純粋な電磁波放出装置と化する。それに使うときは接近せざるをえないから被爆量も軒並みあがる。
妊婦や子どものいる家ではまず使わない方がいいでしょう。
まあオール電化を謳う電力会社の金がかかってるし、巷ではIHヒーターはやっぱり素晴らしいっていうオチが大勢だけど、納得いかない。
彼ら曰く、「IHの電磁波が気になるならパソコンとか携帯とかテレビも使えない」とかいうけど、これは幼稚な論点のすり替えではないか。
一応考えてみると、IHのほうが遙かにすさまじいとはいえ、確かにパソコン、携帯やテレビからも立派に電磁波は出てるし、実際に健康に問題がある のではないかという議論もある。(携帯なんか頭につけるわけだから少なからず影響はあると僕は思う。)しかし、それらは当初の存在形態から電磁波を伴うも のであり、代用のきかないものだし、気になれば使い方を工夫したり意識的に利用する時間を減らすこともできる。
だけどコンロはどうか。人類は大昔から調理には当然火を使ってきたし、その火を安全に制御し供給するガスという便利で自然な火元がある以上、わざわざ電磁という、未だ人体への影響を把握できていない不自然な熱源を使うIHを導入する必要はない。
導入したらIH専用の調理具とか揃えないといけないのだからなおさら道理がない。
そもそもオール電化なんていう言葉に踊らされて、火元という重要なライフラインまで電気にしてしまえば、停電や災害時に自己嫌悪に陥ること間違いなしである。
確かにIHの電磁波がほんとうに健康に悪いのかという答えは出ない。WHOでもはっきり出せないのだから、こんな小市民のブログなんかで出てはたまらない。
しかし一つ確かなことがある。
IHが危険だと信じていて実は間違いだったときより、
IHが安全だと信じていて実は間違いだったときの方がよっぽど致命的だということである![]()
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電磁波の影響は個人差が大きいみたいなんで今のところ一概には批判できないですし、電磁波は自然界にも少なからず存在するものであります。
なので電磁波のすべてが悪いというような極端なことは考えてませんし、オカルト的に他人に恐怖感を与えてやれというつもりもありません。(結果的にそうなってたらすみません)
しかし特にIHは自然界には存在し得ない強烈な電磁波が発生するのも事実。それも日常的に接近して利用するのだから、子供や妊婦(この場合胎児が一番接近することになる)といった弱者のためにも予防的態度をとるべきだと考えています。 あしからず、あしからず。
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想いやり牛乳 〜 ほんとうの牛乳の味 知ってますか?
先日、想いやりファームの「想いやり牛乳」を頼んでみました。ここは日本で唯一、自然本来の牛乳を売っているところです。
牛さんのストレスや健康に気を配った施設で、のびのび育った牛さんから絞った生の牛乳はほんとうにおいしかったです。
不思議なことに、ありのままの牛乳って、牛乳嫌いの人が理由としてあげる、おなかゴロゴロも臭みも全くないんです。
最近牛乳は健康に悪いと言われていますが、ああいうのはみんな、牛を機械のパーツのように扱う大型牧場で育てられた可哀想な牛から搾り取った牛乳を、工場で成分調整や強制加熱殺菌などして”人工的に製造された牛乳”なんですね。
加熱殺菌するとタンパク質が焦げて、それがあの臭みになります。
そして加熱した不自然な牛乳は胃でとどまらず、体内の器官を傷つけながらストレートに腸に行ってしまって、ゴロゴロの原因となります。しかも熱で変性したタンパク質は、腸内細菌が異物と認識してしまって、消化吸収されません。
さらには、50度以上の高温殺菌で乳酸菌は死滅してしまうし、カルシウム吸収促進酵素(CPP)や、貴重な鉄分の吸収を助け腐敗を防ぐ抗菌効果のあるラクトフェリンまで働かなくなってしまいます。
こうして大量生産・大量流通という目先の商業上の利益ばかり追ってきた結果、いかに牛乳の栄養や食品としての機能が犠牲にされているかを知ると、ちょっとうんざりさせられます。こうして人工的に牛乳を破壊しておいて、牛乳は体に悪いと言い出すなんて、まったく牛さんに失礼な話です。
対して、健康に穏やかに育った牛さんから絞ってそのままの自然な牛乳は、臭いも後味の悪さもまったくなく、コクと水気があっさりとまとまって、自然の甘みが活きています。
自然の牛乳はちゃんと胃で止まって固まり、ゆっくり消化されるから器官を傷つけたりゴロゴロの原因になったりすることもありません。
乳酸菌もCPPもちゃんと活きたまま吸収されるし、活きたラクトフェリンは通常難しい鉄分の吸収を促進し、乳酸菌と共に他の雑菌の繁殖を防ぐため免疫力向上にも寄与します。抗菌効果のため、腐敗することもほとんどないそうです。
まあ食品に関してこれ以上いろいろ語ってもなんですから、ご興味もたれたらあとはご自分でお試しになってみてください。

とてもおいしいです。

裁判員制度の正体
西野喜一著「裁判員制度の正体」(講談社新書)を読みました。
裁判員制度、2009年から本気でやるつもりらしいですね。
でもほんとこりゃ世紀の悪法、違憲のデパートです。
著者は現代の赤紙、司法の自殺とまで言ってるけど、新司法試験制度といい、度重なる中途半端で必要性のない司法制度改悪には、曲がりなりにも法学生として、呆れてものが言えない。この国を滅茶苦茶にするつもりかと言いたいです。
この制度、簡単に言うと、突然抽選で裁判員に選ばれて、縁もゆかりもない人の起こした重大事件を裁けというんですね。
大体誰だって他人をいきなり裁けといわれても困るだろうし、まず憲法19条、思想良心の自由を侵害してます。
また、突然呼び出されたら、仕事や家族から引き離されて、縁もゆかりもない人の犯したむごい犯罪事件を勉強させられて、どこの馬の骨か分からない おじさんやおばさんと不愉快な議論をさせられた結果、刑事罰という他人の人生にとって重大な決定を判断させられるんだから、精神的にも肉体的に苦役に違い ない。
これは犯罪による処罰以外の国家権力による苦役を禁じた18条にも違反する。
そしてこれら押しつけられた義務をおこたれば何十万の罰金を科料されるという制裁付き。
ここまで無茶なことをしてまで、この参審制もどきを導入する価値はあるのでしょうか?
この制度の動機としてあげられるのは、一般市民の参加により「裁判に健全な社会常識を反映するため」だそうですが、少なくとも僕の「健全な社会常 識」で判断する限り、欧米社会に比べて訴訟や権利云々とは縁遠い日本の素人市民を抽選で選び出して無理矢理つれてきたって、とても健全な判断などできない だろうことは明白です。
さらに見ると、裁判員審理の対象となるものは一定以上の重大犯罪とされる。つまり殺人とか強姦致死傷の類です。果たして一般の良心的な市民が、仕事や家族をさしおいて残忍な事件を扱い裁くことに耐えられるでしょうか。突然日常から引き離されて凶悪事件の証拠調べなんかさせられたら下手したら一生トラウ マになるような体験もするでしょう。
健全な社会常識どころか、みんな一刻もはやく切り上げたいから適当に賛成・反対といってすまそうとするでしょう。
犯罪被害者にしたって、どこの馬の骨かしれない素人のおじさんおばさんに裁判に参加されるなんて、とても不愉快なことではないでしょうか。
性犯罪なんかだとすると、被害者の女性は彼らの前で事件の詳細を証言しなければならない。ただ素人というだけではない。恐らく実際に制度が始まれ ば、良心的な人は次々と裁判員選任を逃れるだろうから、目の前にいるのは「性犯罪に興味ある。」「人を裁きたい。」とかいうちょっとアレなおじさ んおばさんばかりということになるかもしれない。 そうなると、職業慣れしてポーカーフェースの裁判官に向かって話すのとは全く違う、極めて屈辱的なものになってしまうでしょう。
本書では後半、如何にして裁判員を逃れるかという手法がいろいろ書いてあって、これがまた面白い。
裁判員に任命される推移はというと、まず最初抽選であてられて「裁判員候補者予定者」となりその旨通知される。
その中から、事件が起こると裁判に必要な「裁判員候補者」を更に抽選で選ぶ。すると身上調査の「質問票」と「呼出状」が送られてきて、その後面接 審査がある。それらの情報をもとに、当事者は不選任決定を申請できる。こうして無駄に時間をとられたあげく、最後にまた抽選がある。この間プライバシーな ど剥奪されると言ってよい。
まず呼出状を無視するという手段が考えられる。
この場合連絡をとっては絶対いけない。完全にしらを切るために証拠も消した方がいいだろうから、犬が食べたことにすればよいと著者。笑
しっかり確実に裁判員逃れをしたいというなら、堂々と面接に行ってその旨を述べてもいい。まともな裁判長なら、まじめにやる気がないと言ってる人をすすんで選任することはないでしょう。
あるいは難儀な人を装っていくのもいいだろうと著者。法律家は理詰めの人種なので、論理の通用しない相手には弱い。「非学者、論に負けず」という諺の実践です。どれだけ論理で説得を試みられようと、クドクド、ネチネチと、「でも、だって」を繰り返すなど非合理の世界で戦うのです。笑 まとも な裁判長なら、こんな人とはとても一緒にやっていけないとあきらめるでしょう。
思想良心の自由で抵抗するのはある意味正統的な抵抗方法でしょう。
そもそも「国家の呼び出しのもと人を裁くのは国民の義務である」などというのは到底憲法の裏付けのない話であり、裁判長たちも承知のうえだろうから、ここをついてくる人間はとりあえず外すほかないでしょう。
中でも論理の通用しない宗教上の信念が一番口を出しにくいでしょう。「イエス様が汝裁くなかれと…」とか「ご先祖様が夢枕に立って…」とかなんでもいいので言ってみましょう。
他に、当事者の不選任決定申請権を利用して、検察官か弁護人がひくような発言をする。
「あの犯人はもう死刑に決まってると思います。絶対死刑にして見せます!」とか「俺は国家権力が大嫌いだ。これも政府の陰謀に違いないからみんな無罪でしょう。」とかしつこく言ったらきっとはじいてもらえるでしょう。笑
他に面白い作戦に、無理矢理葬式に行くというのがあります。
葬式は条文にも欠格事由として明記されてるので、選任期日と公判期日が接している場合には積極的に使えるワザ。
地方新聞の「お悔やみ欄」で何らかの縁のある人(別になくてもかまわない。笑)を探して駆けつけるようにすればよいし、実際に行って線香でもあげれば虚偽の申告にもならないと著者。(このワザは他でも使えるかも
もう裁判員になってしまった。どうしよ〜!
そんなときは、実に簡単な方法があります。
公判期日に酒を飲んで、ぐでぐでになって行くのです。笑 これ、解任確実だそうです。
無論暴れたり暴言吐くのはダメだけど、泣き上戸笑い上戸なら問題ありません。裁判長に帰れと言われたら言われるがままに帰る。言うことを聞いてる分には制裁の科料もありませんから一件落着。
まあこうして見てみると、ほんと穴だらけの制度だというのがわかります。その目的から手続きまで矛盾だらけ。
そもそも健全な社会常識と論理的思考力があったらこんな制度つくれないはずなんだけどね。一体何がしたいのでしょう。
こんなのでほんとにやっていけるのかな。
内容をかなり引用させてもらいましたが、本書には当然もっといろいろな情報や興味深い論点がのっていて面白いので是非おすすめです。
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映画 『ハンテッド』 : The Hunted
解説: カナダ。初老の男L.T.は、野生動物保護官として ひっそりと暮らしていた。そこへある日、FBI捜査官が訪ねてくる。特殊部隊の元教官でサバイバル術と追跡のエキスパートであるL.T.にオレゴンの連続 殺人事件の協力を要請に来たのだった。早速現場へ飛んだL.T.は、残されたわずかな痕跡からそれが自分の教え子によるものであることを察知する。一人森 に消えたL.T.は、やがて犯人のアジトを突き止め、そこでかつての教え子ハラムと対峙する。ハラムはコソボ紛争で活躍した優秀な兵士だったが、戦場の過 酷な記憶が彼を凶悪な殺人鬼へと変えていた…。(Yahoo映画より)
久々に見ごたえのあった映画です。
追う者、追われる者。純粋かつ決死の追跡劇が、『逃亡者』のトミー・リーと『トラフィック』のベニシオ・デル・トロによって展開されるときたら、面白くないわけがない。
隙のない展開。リアルな環境描写。
無駄な動きを排した、プロとプロとの「殺し合い」。
そして全編に張りつめる静かな緊張感。
特にこの映画の核となる「トラッキング(追跡術)」と「ナイフ・ファイト」に関しては、自らトラッカースクールを開いているプロフェッショナル、トム・ブラウンJr.氏の全面的なアドバイスに基づき、徹底的なリアリティが追求されている。
昨今CGアクションやインチキカンフーばかりのぺらぺらなアクションが跋扈する中、「ハンテッド」は”本物の戦い”を見せてくれる数少ない傑作アクション・ドラマといえるでしょう。
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