仏教的名言

Every event, every situation in which you may find yourself has a positive value,
even the dramas, even the tragedies, even the thunderbolt from a sky.
たとえ劇的な状況や悲劇、青天の霹靂にあっても、
すべての出来事、すべての状況に肯定的な価値を見出すことは可能です。
Mindful and creative, a child who has neither a past, nor example to follow, nor value judgement, simply lives, speaks and plays in freedom.
過去もなく、従うべき見本も、裁くべき価値ももたない子供は、
心満ちて創造的、ただ自由に生き、話し、遊ぶ。
-Arnaud Desjardins
You can't stop the waves, but you can learn to surf.
波を止めることはできませんが、波に乗ることは学べます。
-Joseph Goldstein
Confidence is closely linked to how well our perceptions match reality.
真の自信は、いかに我々のもつ認識と現実とが一致しているかに深くかかっています。
Simplifying our lives does not mean sinking into idleness, but on the contrary, getting rid of the most subtle aspect of laziness: the one which makes us take on thousands of less important activities.
生活を質素簡潔にすることは、無為に過ごすことを意味しません。
それどころか逆に、無数の無用で意義のない活動への没頭という、最も狡猾なかたちの怠惰を排除します。
Humility does not mean believing oneself inferior, but to freed from self-importance.
It is a state of natural simplicity which is in harmony with our true nature and allows us to taste the freshness of the present moment.
謙虚であるということは、決して自らを劣っていると考えることではなく、自己重要性(自己中心性)から解放されることです。
それは私たちの真の性質と調和し、現在この瞬間の新鮮さを味わうことのできる、自然に素直な状態です。
- Matthieu Ricard
We are all slaves of our own actions. Why be angry with anyone else?
人はみな己の行いの奴隷です。
どうして他の誰かに怒ることがありましょう。
All those who are unhappy in the world are so as a result of their desire for their own happiness.
All those who are happy in the world are so as a result of their desire for the happiness of others.
世界のすべての不幸な人たちは、己のための幸せを希求する結果そうなります。
世界のすべての幸福な人たちは、他者の幸福を希求する結果そうなります。
When happiness is equally dear to others and myself,
then what is so special about me that I strive after happiness for myself alone?
When fear and suffering are equally abhorrent to others and myself,
then what is so special about me that I protect myself but not others?
幸せが、私自身と他者に等しく愛おしいものであるのに、
自分だけの幸せを得ようと必死になる、私はそれほど特別だといえるだろうか?
恐怖と苦しみが、私と他者に等しく嫌なものであるのに、
わが身だけ守る、私はそれほど特別だといえるだろうか?
-Shantideva
Of the ten virtuous acts spoken in Buddhism, four are verbal.
not to lie, not to engage in divisive talk,
not to speak harsh words, and not to engage in frivolous conversation.
仏教で説かれる十の善なる行い(十善戒)のうち、実に4つが言葉にまつわるものです。
嘘をつかない、節操なく語り不和の種をまかない、
悪口を言わない、くだらない会話をしない。
(不綺語、不両舌
不悪口、不妄語)
-The 14-th Dalai Lama
The real world is beyond our thoughts and ideas; we see it through the net of our desires, divided into pleasure and pain, right and wrong, inner and outer. To see the universe as it is, you must step beyond the net. It is not hard to do, for the net is full of holes.
現実の世界は我々の思考や発想を超えたところにあります。
我々はただ、快楽と苦痛、正と誤、内と外に隔てられた欲望の網を通してぼんやりと見るだけです。
世界をありのままに見るには、その網を乗り越えていかなければなりません。
それはしかし難しいことではありません。その網は、所詮穴だらけなのですから。
-Sri Nisargandatta
Suffering begins to dissolve when we can question the belief or the hope that there's anywhere to hide.
苦しみから隠れられるどこかがあるという思い込みや期待を捨てたとき、苦しみもまた消えていきます。
Usually we think that brave people have no fear.
The truth is that they are intimate with fear.
勇敢な者は恐怖を抱かないと思いがちです。
実際は、彼らは恐怖に慣れ親しんでいるだけです。
Things falling apart is a kind of testing and also a kind of healing.
物事が壊れてバラバラになるとき、それは試練であり、また癒しでもあります。
When there's a disappointment, I don't know if it's the end of the story.
But it may be just the beginning of great adventure.
失望、それは確かに一巻の終わりかもしれません。
しかし同時に、壮大な冒険の始まりにすぎないのかもしれません。
-Pema chodron
Learning to live is to learning to let go.
生きることを学ぶ、それは、あるがままに手放すことを学ぶということです。
Confined in the dark, narrow cage of our own making which we take for the whole universe,
very few of us can even imagine another dimension of reality.
私たちは、宇宙のすべてであると信じる暗く狭いかごに自ら囚われて、
「現実」に別の次元があることを、想像すらできずにいる。
-Sogyal Rinpoche
We must have the courage to face whatever is present.
人は、それが何であれ目の前のものと向き合う勇気を持たなければなりません。
We can always begin again.
人はいつでもやり直せます。
-Jack Cornfield
宇宙創造方程式
質問です。1÷0=a
とした場合、a の解は何でしょう?
0を移項すると aX0=1 となり、0 に何をかけても 0 なので、1 にはなりません。
このことから
1÷0=解なし
となります。
では、
0÷0=a
とするとどうでしょう。
同じように移項して aX0=0 としたとき、a がいかなる数においても式が成り立つことなります。つまり、
0÷0=∞
なんと不思議。
0とはつまり空、何もない状態ですが、空を空で割ると無限のものが誕生するんですね。
最新の研究において、宇宙は真空、つまり何にもない点から突如ビッグバンにより万物が誕生したとされていますが、まさにそんな宇宙創造の神秘を髣髴とさせるものを感じないでしょうか。
現代科学理論との整合性が注目される仏教経典、般若心経に出てくる、 色即是空 空即是色 にも通ずるものがあるのかもしれませんね。
…と、今日数学の先生が力説していておもしろかったです。
無から無限が生まれる。
う〜ん、アンビリバボー。

生きる態度にまつわる仏教法話
At first, attachment may feel like love, but as it grows it becomes more clearly the opposite, characterized by clinging , and fear.
The near enemy of compassion is pity, and this also separates us.
Pity feels sorry for that poor person over there as if he were somehow different from us.
The near enemy of sympathetic joy (the joy in the happiness of others) is comparison,
which looks to see if we have more than, the same as, or less than another.
The near enemy of equanimity is indifference.
True equanimity is balance in the midst of experience, whereas indifference is a withdrawal and not caring, based on fear.
-Jack Cornfield
愛と優しさの敵は、執着です。
最初、執着は愛のように感じられます。
しかしそれは大きくなるにつれて、実は愛の反対である、依存と支配と恐怖の根源であることが明白となります。
慈しみの敵は、憐れみであり、これもまた人の間に不幸な分離を招きます。
憐れみはある人を気の毒だと思うとき、その人を自分たちとは違うものとして突き放します。
幸福をもたらす喜びの敵は、比較です。
それは他人より自分がいかに優れているか、同じか、劣っているかを常に気にします。
心の平安の敵は、無関心です。
真の心の平安は、積極的な体験の中にあって中庸を保つことです。
一方で無関心は、逃避であり、非情であり、恐怖に基づいています。
心のエントロピー
流れる川の水は腐らないが、その水をコップにすくって放っておくとやがて腐ってくる。
人間もまた、動かずとどまり停滞するがままに任せておけば、思考は濁り、その目は曇る。
万物は高きから低きに流れ、まとまりは拡散し、乱雑さと不確定性を増大させてゆく。
人間もまた、自ら律し、こらえるところがなければ、際限なき落下と乱雑化に任せるままとなる。
誰しも経験があるだろう。
幼い頃は長かった日々が、歳をとるにつれ短くなってゆく。
幼い頃は何もかもが新鮮で、よく覚え、よく感じられたのが、歳をとるにつれ覚えることにも感じることにも鈍くなってゆく。
人間の意識を一つの部屋としてみる。
誕生間もないタブラ・ラサの意識は、きれいに調えられた真新しい部屋だ。
新しく入ってくるものは何でもよく目立ち、どこに置いてあるかも一目瞭然だ。
しかし時が経つに任せていると、部屋は汚れ散らかり、新しいものも大して目立たず、古いものがなくなっても気づかず、何がどこに置いてあるかもわからなくなってくる。
歳をとるに任せた人間の意識は、そんな汚れ散らかった部屋のようなものだ。
人は変われるだろうか。
人は生まれ変われるだろうか。
少なくとも自然の惰性に任せていたのでは、人はただ乱雑さに埋もれていくように思う。
新鮮で鋭敏な感覚を、的確で明晰な思考を経験し続けるには、自らの意識を綺麗に入念に手入れしなければならないだろう。
何を思い、何を学び、何を感じるかはよく吟味されなければならず、
乱雑さを招く不要な記憶、思い出や迷いや、意識のなかのあらゆるものは捨て去られなければならないのかもしれない。
あるいは人間をかたちづくるのに本当に必要なものは驚くほど少ないのかもしれない。
自分のあり方をシンプルに局限して極めることが、あるいは最も強く幸せな生き方かもしれない。
それは綺麗で住み心地のよい部屋のようなものだろう。
そのためにこそ、人は多くを拒み、多くを捨て去り、
足ることを知らなければならないだろう。
求めれば求めるほど、疑えば疑うほど、
考えれば考えるほど、語れば語るほど、
意識のエントロピーはただ増大するのみ。
もはや私の言葉は意味を成さず、ただ乱雑さに埋もれてゆくのみ。
ならば今はただ、目を閉じ口を閉じ、今の世界を肯定もせず否定もせず、
意識のなかを、心のなかを、掃除して、整理しよう。
太陽と青空の下、生きていくことがシンプルで、ありのままに輝いていた頃、あの時のような気持ちに、いつかまた戻れるだろか。
…
…
なんつって。

おまけ
映画「Somewhere in Time」の音楽。
クラーク・ゲーブルが恋のため時間のエントロピー法則を超越してしまうお話です。笑
京の雪化粧
昨日の京都は思いがけない大雪で、あっという間に一面雪景色となりました。
そんな降雪の中、フードを被ってぶらぶらと鴨川→下鴨神社を散歩しました。 
****************
*****************************
久々に雪の中を歩いていると、心が透かされるような感じを覚える。
足下は一面白色で覆い尽くされ、その上にただ足跡が残されていく。
寒さが肌をきりっと刺激し、吐く息は白くはかない形を残していく。
雪の冬は、「自分」を感じさせ、見つめさせてくれる。

すべてを白くなだらかに覆い包んでいく雪を見ていると、
いつか心にも雪が降ってくれないだろうかと思う。
過去の過ちや愛憎の苦しみも、すべてを無垢な白で静かに包み込み、
痛みを鎮めてくれないだろうかと思う。


***
雪化粧した世界は、静かで、穏やかで、
澄んだ冷たい空気は、自分の命について、謙虚さを教えてくれる。
そんな冬の神秘を、ありのままに実感できた、すばらしいひとときでした。
人生の旅

ヨーロッパでは古くから、旅をすることはそれ自体一つの大学であるといわれてきた。
旅を通して学びえることはそれぐらい多い。
旅は、帰るべきところがあるからこそ、自由で新鮮で、挑戦にあふれて実りあるものとなる。
人の人生も同じように、
何かを求めているときは、旅をしているようなもの。
夢や、恋や、理想や幸せにむかって旅をしているようなもの。
もてるものは限られて、役立つものは限られて、
目的に向かって思考や感覚も限られ、研ぎ澄まされていく。

そして旅は、「帰る」ことではじめて完成する。
故郷を発ち、故郷を離れてはじめて、故郷が何であったのかを知る。
そして今、旅を終え、旅から帰ったときにはじめて、旅が何であったのかを知る。
不純物が漉し取られ、虚勢が剥ぎ取られ、膿が洗い流されて少しばかり純粋になった私がそこにいる。再び私は一つに融合する。
人の人生も同じよう。
心の旅と帰郷が繰り返されて、純粋になっていく。











